名曲喫茶「ライオン」2 ― 2013年01月11日
今日はこれからNHKホールでマーラー7番。
でも、その前にちょっと時間があるのでライオンを再訪することに。
109の先で右折し百軒店に入るといつもの風俗エリア、そしてようやくライオンに到着。
前回と同様、細くて暗い階段を上り2階席へ。
2003年11月放映、ドラマ「相棒」Season2第7話「消えた死体」で右京さんが座っていたあたりにはすでに先客が…。
仕方なく、その並びの席に座り、ミルクティーを注文。
前回頼んだコーヒーは不味かったので、今回は…と期待した私がバカだった。
自分で淹れた安物のティーバッグの方が遙かにマシ。
流れている曲はマーラーの「復活」。
マーラーを連チャンで聴くことになるとは何と言う偶然。
2階から階下を覗き込むと、1階中央のオーディオセットの前にレコードジャケットがディスプレイされている。だけど、誰のタクトなのかは分からない。
帰り際、店員さんに尋ねてみるとクレンペラーとのこと。
クレンペラーのマーラーにしては、豪放MAX!って感じではないなぁ…
料金520円を支払い、ドアを開けると冷たい風が頬に痛い。
今年の冬は寒いですねぇ。
でも、その前にちょっと時間があるのでライオンを再訪することに。
109の先で右折し百軒店に入るといつもの風俗エリア、そしてようやくライオンに到着。
前回と同様、細くて暗い階段を上り2階席へ。
2003年11月放映、ドラマ「相棒」Season2第7話「消えた死体」で右京さんが座っていたあたりにはすでに先客が…。
仕方なく、その並びの席に座り、ミルクティーを注文。
前回頼んだコーヒーは不味かったので、今回は…と期待した私がバカだった。
自分で淹れた安物のティーバッグの方が遙かにマシ。
流れている曲はマーラーの「復活」。
マーラーを連チャンで聴くことになるとは何と言う偶然。
2階から階下を覗き込むと、1階中央のオーディオセットの前にレコードジャケットがディスプレイされている。だけど、誰のタクトなのかは分からない。
帰り際、店員さんに尋ねてみるとクレンペラーとのこと。
クレンペラーのマーラーにしては、豪放MAX!って感じではないなぁ…
料金520円を支払い、ドアを開けると冷たい風が頬に痛い。
今年の冬は寒いですねぇ。
デーヴィッド・ジンマン ― 2013年01月11日
2013年1月11日(金)
デーヴィッド・ジンマン+NHK交響楽団@NHKホール
マーラー:交響曲 第7番 ホ短調「夜の歌」
デーヴィッド・ジンマン+NHK交響楽団@NHKホール
マーラー:交響曲 第7番 ホ短調「夜の歌」
今日のN響メンバー、特に金管、その中でもホルン、テューバ、トランペットはどうしちゃったんだろう?
出だしでちょっとコケることは良くあるけど、それが最後まで続くとなるとちょっと尋常じゃない。
それにも増して、ジンマンの棒は頂けない。
確かに、この7番が指揮者や演奏者にとってかなり難しい曲であることは分かるけど、それにしても淡泊で単調。
第五楽章の爆発的なエンディングも今一つ盛り上がりに欠け、消化不良の感を残したまま拍手もせずに早々に退散。
他のお客さんはどう感じたんだろうか? この演奏で本当に楽しめたんだろうか?
TVカメラが入っていたので、そのうちTV放映されるんだろうけど、再聴に値しないと思うのは私だけだろうか…
名曲・珈琲 新宿 らんぶる ― 2013年01月16日
新宿三丁目駅から目と鼻の先の絶好のロケーション。
タバコは吸わないので階段を降りて地下へ。
そこは想像以上の広い空間。 200席あると言うのも頷ける。チョット迷って会計カウンター前の席へ。しかし、すぐに後悔することに…
自慢することではないけれど、私は三歳のころから耳鼻科通いをするほど鼻が悪い。 その鼻をもってしてもトイレの臭いが酷いのだ。
丁度、タイスの瞑想曲が流れているけど、これではとても瞑想などできない。 と言うか、ハッキリ言ってサービス業の基本がなっていない。
ライオンやバロックと違って会話はOKなので、一人よりも複数向き。 コーヒーの味は普通。つまり、ライオンよりかは美味しい。
曲は何時の間にかカヴァレリア・ルスティカーナ。 ベタな曲が続いているけど心地は悪くない。 トイレの臭い以外は…
そこは想像以上の広い空間。 200席あると言うのも頷ける。チョット迷って会計カウンター前の席へ。しかし、すぐに後悔することに…
自慢することではないけれど、私は三歳のころから耳鼻科通いをするほど鼻が悪い。 その鼻をもってしてもトイレの臭いが酷いのだ。
丁度、タイスの瞑想曲が流れているけど、これではとても瞑想などできない。 と言うか、ハッキリ言ってサービス業の基本がなっていない。
ライオンやバロックと違って会話はOKなので、一人よりも複数向き。 コーヒーの味は普通。つまり、ライオンよりかは美味しい。
曲は何時の間にかカヴァレリア・ルスティカーナ。 ベタな曲が続いているけど心地は悪くない。 トイレの臭い以外は…
名曲喫茶 でんえん ― 2013年01月18日
マーラー 交響曲第5番 ― 2013年01月20日
2013年1月20日(日)
エリアフ・インバル+東京都交響楽団@東京芸術劇場
モーツァルト:フルート協奏曲第2番
エリアフ・インバル+東京都交響楽団@東京芸術劇場
モーツァルト:フルート協奏曲第2番
(Fl:上野 由恵)
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マーラー:交響曲第5番
周囲を見渡すと空席が見あたらない。
これほどの満席は東京芸術劇場では初めてと言っても過言ではない。
会場の壁に貼ってあるポスターには手書きで「完売御礼」の文字が。
∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽
楽器が「音楽を奏でる」と言うよりも「語りかけてくる」感じとでも言えば良いのだろうか、終始一貫して抑えめで優しい5番だった。
聴いている最中はチョット物足りなさを感じる面もあったけど、聴き終わって時が経ってくると、じわじわとその良さが蘇ってくる … そう、一言で言えば名演だった。
インバルって、ホントにマーラーがお上手ですねぇ。
周囲を見渡すと空席が見あたらない。
これほどの満席は東京芸術劇場では初めてと言っても過言ではない。
会場の壁に貼ってあるポスターには手書きで「完売御礼」の文字が。
∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽ ∽
楽器が「音楽を奏でる」と言うよりも「語りかけてくる」感じとでも言えば良いのだろうか、終始一貫して抑えめで優しい5番だった。
聴いている最中はチョット物足りなさを感じる面もあったけど、聴き終わって時が経ってくると、じわじわとその良さが蘇ってくる … そう、一言で言えば名演だった。
インバルって、ホントにマーラーがお上手ですねぇ。
レイフ・セゲルスタム ― 2013年01月21日
2013年1月21日(月)
レイフ・セゲルスタム+読売日本交響楽団@サントリーホール
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番
レイフ・セゲルスタム+読売日本交響楽団@サントリーホール
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番
(Pf:菊池 洋子)
~ アンコール曲 ~
~ アンコール曲 ~
セゲルスタム:セブン・クエッションズ・トゥー・インフィニティ
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マーラー:交響曲第5番
今回は初めて聴くセゲルスタム。果たしてどんな指揮をするんだろうか?
前半はモーツァルトのピアノコンチェルト。
全くのノーマークだったけど、菊池洋子さんってモーツァルトがお上手。
また一人、要チェックの演奏家に出会うことができました。
後半はとても贅沢なことに、昨日と同じマーラー5番。
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マーラー:交響曲第5番
今回は初めて聴くセゲルスタム。果たしてどんな指揮をするんだろうか?
前半はモーツァルトのピアノコンチェルト。
全くのノーマークだったけど、菊池洋子さんってモーツァルトがお上手。
また一人、要チェックの演奏家に出会うことができました。
後半はとても贅沢なことに、昨日と同じマーラー5番。
昨日のインバル+都響を「柔」とするなら、セゲルスタム+読響は明らかに「剛」。 満腹感一杯のマーラーでした。
まだまだ世の中には凄い指揮者がいることを知らされました。
体格からはとても想像できなかったけど、セゲルスタムのタクトは結構繊細。
微妙なデュナーミクとアゴーギクを織り交ぜながら読響をグイグイと牽引。
読響も気持ちのこもった演奏でセゲルスタムに追従。いや、時には追い越す勢い。
まだまだ世の中には凄い指揮者がいることを知らされました。
体格からはとても想像できなかったけど、セゲルスタムのタクトは結構繊細。
微妙なデュナーミクとアゴーギクを織り交ぜながら読響をグイグイと牽引。
読響も気持ちのこもった演奏でセゲルスタムに追従。いや、時には追い越す勢い。
某N響は、読響や都響を少しは見習うべきだと思うのは私だけでしょうか?
(余談)
金管だけでなく弦も大熱演。だから、第二楽章が終わると再チューニング開始。
そして、なんと第三楽章が終わると再々チューニング。
あれだけの演奏だから当然と言えば当然か…
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団 ― 2013年01月31日
2013年1月31日(木)
ヤニック・ネゼ=セガン+ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団@サントリーホール
シューマン:歌劇「ゲノフェーファ」序曲
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
ヤニック・ネゼ=セガン+ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団@サントリーホール
シューマン:歌劇「ゲノフェーファ」序曲
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
(Vn:庄司 紗矢香)
~ 以下アンコール曲 ~
バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調からアダージョ
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ブラームス:交響曲第4番
~ 以下アンコール曲 ~
バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番ト短調からアダージョ
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ブラームス:交響曲第4番
~ 以下アンコール曲 ~
ブラームス:セレナード第1番からスケルツォ
ブラームス:セレナード第1番からスケルツォ
初っぱなのシューマン。
この序曲は初めて聴いたけど、良い曲ですねぇ。
セガンのタクトが引き出すシューマンは、上質なジェラートのよう。
恐れ入りました。
そして、待ってましたプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番。
この曲は、とっつきは悪いけど、聞き慣れるとクセになる名曲。
庄司紗矢香のヴァイオリンは、明確で骨太で力強く、この曲の「えぐい」ところを魅力的に表現していて、チョン・キョンファの若かりし頃の演奏を彷彿とさせる大名演だった!
後半はブラ4。
若干速めの演奏。悪くない。洒落ていて軽快。勢いもある。
でも、これってブラームスなんだろうか?
ブラ4は精神性の深さがキモなんじゃないだろうか?
自分としてはチョット物足りなさを感じた反面、10年後にもう一度聴いてみたいと思わせる演奏だった。
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