高関健のマーラー「悲劇的」 ― 2017年03月26日
2017年3月26日(日)
高関 健+音楽大学フェスティバル・オーケストラ@東京芸術劇場
ドビュッシー:交響詩「海」
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マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
前半はドビュッシーの交響詩「海」。
一言で言えば「名演」。
大きく優しいうねりに包まれた幸せなひとときだった。
しかし、最後の一音が消え入る前に調子外れのフラブラが!
恐らく男子学生だろうけど、せめて音程ぐらい合わせろ音痴!
後半はマーラーの悲劇的。
これも超弩級の名演。
学生からこれだけの音を引き出すマエストロにただただ脱帽。
面白かったのは第4楽章中盤。
4拍子のフレーズがまるで2拍子のようにスイングしていた。
マーラーが意図したことなのかマエストロが意識したのかとにかく目から鱗。
今回の悲劇的は近年稀に見る名演だったけど、演奏していた学生さん達はそのことに気づいているのだろうか?
これ以上の演奏は今後しばらく体験できないと思いますよ。
コメント
_ まる ― 2017年03月28日 09:06
_ mactokyo ― 2017年03月29日 15:53
_ まる様、コメントありがとうございます。
仰るとおり、海は本当に見事でしたね。
スーパー音痴フラブラが見事にブチ壊してくれましたが...
芸劇では、そのフラブラがあったためか、休憩時間に「指揮者の手が下ろされるまで拍手はお控えください」とのアナウンスがありました。
そのせいか、マーラーの悲劇的終演時には一切フラブラがありませんでした。
(^^)
仰るとおり、海は本当に見事でしたね。
スーパー音痴フラブラが見事にブチ壊してくれましたが...
芸劇では、そのフラブラがあったためか、休憩時間に「指揮者の手が下ろされるまで拍手はお控えください」とのアナウンスがありました。
そのせいか、マーラーの悲劇的終演時には一切フラブラがありませんでした。
(^^)
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前日のミューザを聴きました
海の終結部は見事な演奏でした、もちろんフラブラはありません
全体的には、二日目の方が、より良い演奏だったみたいですね
やっぱり、高関さんは頼れる指揮者、ですね