高関 健のロマンティック2016年03月23日




2016年3月23日(水)
高関 健+東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団@東京芸術劇場

モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番(Pf:山元 香那子)  
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ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」


前半はモーツァルトのピアノ協奏曲第21番。
ピアノの山元香那子さん、いやぁ〜、良いわぁ。
押し付けがましいところは一切ないけど、自己主張はしっかり。
煌びやかで流麗なモーツァルトだなぁ。
それにしても、モーツァルトって、やっぱり天才だな。

後半はブルックナーの交響曲第4番ロマンティック。
と、ここでようやく気がついた。
モーツァルトのピアコン21番とブルックナーのロマンティックの組み合わせ。
あれは素晴らしいコンサートだった。

さて結果は…

「さすが高関さん、圧巻!」と言いたいところだけれど、演奏の精度が今ひとつ。
ホルンは不安定だし、木管はパワーがないし、弦も美しくない。
シティ•フィルってこんなだったっけ?

なんだか高関さん一人が頑張っているだけで、オケがその頑張りに十分応えていない感じ。
でも待てよ、そのオケを引っ張るのが指揮者の役目。
特に高関さんは常任指揮者なんだから頑張ってもらわないと困るなぁ。
はっきり言ってこんなロマンティク、聴きたくなかった。

コメント

_ まる ― 2017年02月02日 16:53

最新記事から遡って通読させて頂きここに到達いたしました
高関氏の指揮で外れはない、とわたしも思っておりますが、
このブルックナーはたしかに今まで聴いた中で唯一頂けなかったかも
ご感想に全く同意です

_ mactokyo ― 2017年02月03日 07:30

まるさん、恐れ入ります。
やはりそう感じられましたか。
普段が良いだけに、余計にアラが目立ってしまった好例(悪例?)でしたね。
(^^)

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