井上 道義2013年02月27日

2013年2月27日(水)
井上 道義+新日本フィルハーモニー交響楽団@東京芸術劇場

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
(Pf:イリヤ・ラシュコフスキー)
 ~ 以下アンコール曲 ~
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番よりエンディング
 チャイコフスキー(ラフマニノフ編曲):ララバイ
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チャイコフスキー:交響曲第5番

 前半のピアノコンチェルトの奏者ラシュコフスキーは、今年度の浜松国際ピアノコンクールで第1位となった新鋭。

で、結果はと言うと、28歳とはとても思えない腰のすわった貫禄のあるチャイコフスキーで心底驚かされました。
井上道義のタクトも歌心があって最高でした。

 演奏が終わるや否や割れんばかりの拍手とブラボーの嵐。
その興奮が冷めやらぬうちに、井上道義がマイクを持って浜松国際ピアノコンクールの顛末を説明。そして舞台の袖に引っ込んでいたラシュコフスキーをステージに呼び戻し、ラシュコフスキーが本選で演奏したプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番のエンディングをアンコールとして披露。
なるほど、こりゃ優勝するのも当たり前ですねぇ。
 
 後半はチャイ5。
慣れ親しんでいる曲ではありますが、良い指揮者が巧いオケを操るとやっぱり良いもんですねぇ。
「チャイコフスキーには演歌の心がある」と言う人もいますが、ホント、心揺さぶられますねぇ。

 今回のコンサートはA席でも3,800円。
とてもコスパに優れた素晴らしいコンサートでした。


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