金井 寛2013年02月14日

 相棒ファンの間では「脚本が劣化している」と言われて久しいですが、昨日の第15話「同窓会」はどうだったでしょうか?

 脚本家は金井 寛。Season11第8話「棋風」も書いています。
見ず知らずの元教師の老人に教え子と勘違いされ…、その同窓会に参加することになり…、カイト君も何故だか同行して…、同窓会会場の料亭では、たまたま隣の部屋が空いていたのでカイト君はそこに居ることになり… と、チョット強引なイントロではありましたが、ストーリーの本流は、人を想うこと、罪に対する罪悪感は一生消えないこと、人は愚かだけど愛おしいこと…等々をジンワリと表現していて、自分好みの脚本でした。

 さらに、今回のメインゲストは近藤 正臣。
僕らにとっては「柔道一直線」のキザな奴と言うイメージでしたが、年齢を重ねられてまさに円熟の演技でした。後からジワジワ蘇ってくる名演だったと思います。
志垣太郎は相変わらずでしたが…

 いずれにせよ、金井 寛。
今後の活躍を期待しています。

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