ミニシアター「阿佐ヶ谷ラピュタ」2015年04月13日



平成27年4月13日(月)

今日は代休。
生憎の雨たけど、傘を差して徒歩で阿佐ヶ谷へ。
目的地は総座席数48席の小さな映画館「阿佐ヶ谷ラピュタ」。

家を出て約15分。
10:26にラピュタに到着。
前から気になってはいたものの、訪れたのは今回が初めて。

10:30から上映されるのは団令子主演の「沙羅の門」。
原作は水上勉、脚本はあの新藤兼人。
父親役は森繁久彌、その後妻役が草笛光子。
永遠の年齢不詳、菅井きんも脇役で出演。

昭和39年、東京オリンピックが開催された年のモノクロ映画。
女好きで前世代的だけど、娘想いな生臭坊主役を森繁久彌が好演。
その血をひく、衝動的で思慮深さに欠けるけれど、何ともチャーミングな現代っ子役を団令子が熱演。
そして、けなげさだけでなく、芯の強さを持った後妻役を草笛光子がさらりと好演。

久しぶりの映画、それもかなり昔の邦画だったけど、いや~っ良かった!
しっかりした原作を実力のある脚本家(映画監督としての方が有名だけど)が映画にするとこう言う良い映画になるんだ。
これは癖になりそう…



名曲喫茶「ネルケン」2012年03月12日

 JR高円寺駅南口を出て「長仙寺と西友を結ぶ道の長仙寺寄り」と予め地図で場所を確認しておいたのに迷ってしまった。
理由は夕方であったことと、私が近眼であることと、そして何よりも街並みに見事に溶け込んだ外観。
「本当は分かり易い場所にあったんだ」と後になって思う。

 中に一歩入れば外見から想像したとおりの落ち着いた雰囲気。
マダムがやって来て「ご注文は?」と聞かれる。
メニューがないので「ブレンドを」と言うと「コーヒーですね?」と訂正されてしまった。
 伺ったのが土曜日と言うこともあり、それなりの客入り。
女性二~三人連れの会話がちょっとうるさい。
若い客層にも人気があると言うことで仕方ないか。

 ここネルケンも荻窪のミニヨンと同じでマダムと女性常連客の会話がかなり耳障り。「他人の会話を聞きに来たんじゃなくて音楽を聴きに来たんだけど」と言いたかったが気が弱いので黙って辞去。
今度は近所のルネッサンスに行ってみよう。

雨の中の悲愴2010年09月23日

2010年9月23日(木・祝)
小泉 和裕+読売日本交響楽団@東京芸術劇場

ベルリオーズ:序曲「海賊」
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
(Pf:イェウン・チェ)
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チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

 雷雨がひどいので電車はやめて車で東京芸術劇場まで行くことにした。
30分の余裕を見て家を出た。駐車待ちで40分遅刻した。丁度、メンコンのエンディングだった。

 後半の「悲愴」の感想を一言で言えば「普通」。
それよりも、左席の男!メロディーに合わせて頭を振るな!
右席のババア。3秒に1回、洟をすするな!全然集中できなかったじゃないか!!


独特の文学2010年09月12日

 小説は、基本的に作家を評価するのではなく、個々の作品を評価するのが筋だと思う。
と言いつつ、時間があったら読み返したいなぁ、星新一、筒井康隆、そして式貴士。 独特の文学だよなぁ。

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