ヴロンスキーって良い指揮者だなぁ~2014年10月17日

2014年10月17日(金) 

ペトル・ヴロンスキー+読売日本交響楽団@サントリーホール 

スーク:弦楽のためのセレナード 
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マーラー:交響曲第1番「巨人」 


ヴロンスキーの指揮はとても分かりやすい。 
指示が明確だし、無駄な動きがないし、ツボを心得ている。 
この前聴いたゲルギエフの指揮は、油断すると迷子になりそうだったけど、ヴロンスキーの場合はそんなことは起こり得ない…と思う。 

一方、読響。 
いつもに比べると(微細なレベルではあるけれども)本調子ではなかったように思える。 
金管は安定感が若干悪く、弦の正確性もいつもより微妙に劣っていたように感じられた。 

結果、ヴロンスキーが欲しがっている音が100%引き出されていないように見受けられたけど、他の聴衆の皆さんはどうだったんだろう?



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