バレンボイムのブルックナー第4番2016年02月13日



〈ブルックナー交響曲ツィクルス4〉
2016年2月13日(土)
ダニエル・バレンボイム(Cond,Pf)+ベルリン国立歌劇場管弦楽団@サントリーホール

モーツァルト: ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」
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ブルックナー: 交響曲第4番「ロマンティック」ノヴァーク版第2稿(1878/80)

このところ寒かった東京、今日はとても暖かい、いや暑い。

予想どおり、ホールの中に入ってみると多くのお客さんでごった返している。
まあ、ロマンティックだし、仕方ないか。

前半はモーツァルトのピアコン26番。
この曲、個人的には第1楽章が好きではない。
わざと汚く響くようにモーツァルトが作曲したような気がする。
気のせいかも知れないけど。

ところがバレンボイムの手にかかると、まあ驚いたこと、ピアノとオケの一体感も相まってこの上なく清らかで美しい。
マエストロの力量恐るべし。
最終楽章のエンディングは、心地良い緊張感で息をするのを忘れてしまうほど。

後半はブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」。
俗にブルックナー初心者へのお薦めと言われているこの曲、マエストロはどう料理してくれるのでしょう。

結果は…

清々しいほど奇をてらったところが全くない直球勝負。
大げさなデュナーミクやアゴーギクは一切なし。
ただただ各々の奏者に一音一音きちんと仕事させることだけを愚直に積み重ねるだけ。
言うだけなら簡単だけど、それを実行できるマエストロ、恐ろしいほど素晴らしい。

追記:
一般参賀あり。
これが実現したのは、自分のしつこいほどの拍手だったとの自負あり。
バレンボイム氏と握手できた2人、うらやましい。

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