クレンペラーのブルックナー6番2012年10月01日

ブルックナー 交響曲第6番
オットー・クレンペラー=指揮、BBC交響楽団、1961年録音

 1961年のモノラル録音。音質はまあまあ。
「剛」の部分はさすがクレンペラー。
ただし、「柔」の部分が物足りない気がする。
所詮、好みの問題だけど。

フォルテピアノ2012年10月05日

2012年10月5日(金)
スティーヴン・ルービン@武蔵野市民文化会館 小ホール

モーツァルト:ソナタ 第12番 ヘ長調 K.332
モーツァルト:ソナタ第8番イ短調 K.310
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モーツァルト:きらきら星変奏曲 ハ長調 K.265
モーツァルト:ソナタ第13番 変ロ長調 K.333
 ~ 以下アンコール曲 ~
 モーツァルト:ソナタ第16番 ハ長調 K.545 第1楽章
 モーツァルト:ソナタ第18番 ニ長調 K.576 第2楽章

 フォルテピアノなるものを生まれて初めて聴きました。
音色としては現代のピアノをちょっと上品にした感じ。高音部が特徴的かな?
ルービン翁はフォルテピアノ界(?)では巨匠とのことですが、その演奏は偉ぶらずとても紳士的。
年齢のせいか、所々でミスタッチはあったものの「モーツァルトってやっぱり良いね」
と思わせるには十分なものでした。

 想像するに、今回のリサイタルはモーツァルト好きやフォルテピアノ好き、あるいはルービンのファンにとっては奇跡だったんじゃないでしょうか。
何と言っても会員価格1,500円、一般価格でも2,000円ですから。

爆走ブル82012年10月07日

ブルックナー 交響曲第8番
カール・ベーム=指揮、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、1978年録音

 敬愛するベーム翁のブル8と言えば、ウィーン・フィルを振った1976年録音が定番だけど、このトーンハレのブル8は違う意味で凄い。そう、爆走系なのだ。
 爆走系の名盤と言えば、1984年にマタチッチがN響を振ったものが有名だけど、そちらの総演奏時間は74分12秒、こちらは何と72分4秒である。
そして、速いだけじゃなく内容も良いとなれば、ベームファンならずとも一聴の価値があると言えるのではないだろうか。

妙正寺川 第2回その12012年10月07日

 かなり前に妙正寺公園から高田馬場まで行ったことはあったけど、今回は墨田川から妙正寺公園まで2回に分けて遡上することにしました。

 平日お昼の「お散歩コース」を出発点にしました。
対岸の青いビルは「新日鐵ソリューションズ」ですね。

 「新日鐵ソリューションズ際」の「南高橋」からの眺めです。
ちなみに、川の名前は「亀島川」です。

 中学時代の同級生T君が勤めている「キリンビール本社」裏の看板です。
もうちょっと先(JR東京駅寄り)に「内田洋行本社」があります。

 八重洲通りの「亀島橋」に出てきました。ここからなら我が社もそう遠くありません。
八丁堀交差点の遙か先にJR東京駅際の「グラントウキョウノースタワー」が見えます。

 永代通りの「霊岸橋」まで一気に北上しました。
年に1回程度お世話になっている「WALL STREET」では何やら搬入作業中です。

日本橋川沿いに「東京証券取引所」が見えてきました。

 「日刊工業新聞社」前の「小網神社」です…と、いかにも前から知っているような口ぶりですが実は初めての訪問です。銭洗い弁天なんですね。

「三越新館」が見えてきました。

 「三越新館」の向かいは「日本橋」です。ちなみに、ここの宝くじ売り場で大昔にスクラッチくじ○○万円が当たったことがあります。

 外堀通りを10分ほど歩くと「大鵬薬品」に差し掛かりました。本社でしょうか?
隣は「日清製粉」ですね。
いつの間にか中央区から千代田区です。

「共立女子大学」が見えてきました。と言うことはもうすぐ靖国通りです。

靖国通りの先には「専修大学」です。

 右は「少年画報社」、左は「ベースボールマガジン社」ですか。
こんな所にあるんですねぇ。

あっ、なるほど。東京ドームですか。

 手前が「ハローワーク飯田橋」、遙か先が「五洋建設」です。
そう言えば、いつの間にか「神田川」になっています。

 ちょっと疲れてきました。
手前が「トッパンホール」、奥が「凸版印刷」です。
いつかは「トッパンホール」で音楽鑑賞でもしてみたいものです。
そう言えば、いつの間にか文京区です。この辺りは感じが良いですねぇ。

 ようやく感じの良い「川縁」になってきました。でも何で文京区なのに「江戸川公園」なんでしょうか?

「椿山荘」の裏門に差し掛かりました。

「白十字販売株式会社」の看板があります。年季の入った建物ですねぇ。

 行き止まりです。都市河川には行き止まりが多すぎます。
「ビックカメラ」が見えてきました。あの先は高田馬場駅です。

 ようやく「新目白通り」と「明治通り」の交差する地点、つまり「高戸橋」に到着です。
右に行くと「妙正寺川」、左が「神田川」です。
以前は左に行きましたが、今回は右です。

「大正製薬」の本社でしょうか?

 薄暗くなってきました。この「新目白通り」の下に妙正寺川が流れているなんて
普通は気付きませんよねぇ。
と言うことで、今日は高田馬場駅から地下鉄東西線に乗って帰宅することにします。

ロジェストヴェンスキー親子2012年10月08日

2012年10月8日(月・祝)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー+読売日本交響楽団@東京芸術劇場

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
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チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

 前半はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
抑揚をおさえたなかなかの名演だった。ヴァイオリニストの(息子の)サーシャ・ロジェストヴェスキーも若いのに老練な演奏。
人生も折返し点を過ぎると、このぐらいの渋い演奏に痺れます。

 後半は「悲愴」。
生の「悲愴」でこれを超える演奏を聴いたことのない程の鳥肌ものだった。
読響も大熱演で特にヴィオラはお疲れ様でした。


妙正寺川 第2回その22012年10月13日

 先週に続き、今週も妙正寺川遡上です。
今日も良い天気です。
今回は、高田馬場駅付近から遡上して妙正寺池を目指します。
以前の逆コースですね。

「エステー」です。本社ではないようです。

ようやく「妙正寺川」が姿を現しました。住所は新宿区下落合一丁目です。

 洒落た店ですね。結構盛況です。
この建物のメインは「社会福祉法人 青少年福祉センター 新宿寮」のようです。

また行き止まりなので迂回です。「見晴坂」ですか。「六天坂」ってのもありました。

「目白大学」が見えてきました。

 「目白大学」を過ぎると「哲学堂」です。
この界隈、春は桜が綺麗です。

 「江古田公園」に到着です。
右が「江古田川」、左が「妙正寺川」です。

 いや~、知りませんでした。
古戦場ですか。太田道灌が関係しているそうです。
歴史って結構身近に感じられるんですねぇ。

中野区松が丘の「了然寺」ですね。

 西武新宿線「沼袋駅」を過ぎ「平和の森公園」も通過、「中野工業高等高校」で
行く手を阻まれながらも、ようやく環七です。

 「中野四中」「大和小」「若宮小」を通過し、やっと西武新宿線「鷺宮駅」です。
私は杉並区民ですが、この近くの「中野区立鷺宮図書館」には時々お世話になってます。中野区に感謝です。
 もうこの辺では流量も少なくなってますね。

「杉並区立科学館」が遠くに見えてきました。

近くだとこんな感じです。もう、妙正寺公園は目と鼻の先です。

 ゴールです。やっぱりちょっと疲れました。
ここからだと自宅まで徒歩で20分弱ってとこですか。やれやれ。

ザ・ライジング・スターズ2012年10月14日

2012年10月14日(日)
アレクサンドル・ラザレフ+日本フィルハーモニー交響楽団@東京芸術劇場

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(Vn:ノエ・乾)
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲(Vc:レオナルト・エルシェンブロイヒ)
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ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(Pf:マリオ・ヘリング)

 最初はノエ・乾のヴァイオリンでメンコン。
バッハのコンチェルトなら分かるけど、メンコンでこの抑え過ぎの演奏はないんじゃないかな。
ラザレフもオケの音量を抑えるとかの工夫をしても良かったのでは?

 メンコンの次は、レオナルト・エルシェンブロイヒのチェロでドボコン。
若いのになかなか骨太な演奏。将来が楽しみ。
ただ、ラザレフの棒は些か淡白。ドヴォルザークが得意と言う感じではなかった。

 右隣のご老人が非常にウルサイ。
咳払いは多いし、読みもしないのにパンフレットをやたらめくるは、意味もなく動くは、堪忍ならない。
ホール担当者に頼んで席を変えてもらった。自覚がない人は始末におえない。

 休憩の後は、マリオ・ヘリングのピアノでラフマニノフの2番。
大袈裟過ぎず、淡白にもなり過ぎず、王道を行く演奏。
ラザレフの棒も抜群で、これぞ日フィルサウンド。
良い演奏をありがとうございました。


アリス=紗良・オット2012年10月26日

2012年10月26日(金)
アリス=紗良・オット@武蔵野文化会館 小ホール

モーツァルト:デュポールのメヌエットによる変奏曲 ニ長調 K.573
シューベルト:ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 D850
ムソルグスキー:展覧会の絵
 ~ 以下アンコール曲 ~
 リスト:パガニーニによる大練習曲第5番「狩り」
 シューマン:3つのロマンス より 第2番

 これまでの印象は、「情感とテクはまあまあ、パワーはかなり不足気味」だったけど、今回のリサイタルはそれを良い意味で裏切ってくれました。
特に最後の「展覧会の絵」は圧巻!
原曲の良さを改めて認識させられました

 ところで、裸足で堂々と闊歩しているけど、怪我したことないのかな?
怪我をしないにしても、結構キタナイと思うけど…

ロリン・マゼール2012年10月29日

2012年10月29日(月)
ロリン・マゼール+NHK交響楽団@NHKホール

ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調
(Pf:アリス=紗良・オット)
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チャイコフスキー:交響曲 第4番

 グリーグのピアノ協奏曲。
は、3日前にも武蔵野市民文化会館で聴いたオット。
小さなホールでの独奏なら良いけれど、大ホールでオケを従えてとなると、ちょっとパワーが不足気味かな。
解釈も些か淡泊で、心を揺さぶるものがなかったのが残念。

 後半のチャイ4の滑り出しはロシアの響きと言うよりユダヤ(?)の響き。
「こりゃ大丈夫かな?」と思っていたら、2、3楽章と進むうちに王道のサウンドへ。
マゼールもN響も徐々にのってきて、最終楽章は聴衆も巻き込んでの大熱演!
いや~、良かった!


カウンター カウンター