ザ・ライジング・スターズ2012年10月14日

2012年10月14日(日)
アレクサンドル・ラザレフ+日本フィルハーモニー交響楽団@東京芸術劇場

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(Vn:ノエ・乾)
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲(Vc:レオナルト・エルシェンブロイヒ)
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ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(Pf:マリオ・ヘリング)

 最初はノエ・乾のヴァイオリンでメンコン。
バッハのコンチェルトなら分かるけど、メンコンでこの抑え過ぎの演奏はないんじゃないかな。
ラザレフもオケの音量を抑えるとかの工夫をしても良かったのでは?

 メンコンの次は、レオナルト・エルシェンブロイヒのチェロでドボコン。
若いのになかなか骨太な演奏。将来が楽しみ。
ただ、ラザレフの棒は些か淡白。ドヴォルザークが得意と言う感じではなかった。

 右隣のご老人が非常にウルサイ。
咳払いは多いし、読みもしないのにパンフレットをやたらめくるは、意味もなく動くは、堪忍ならない。
ホール担当者に頼んで席を変えてもらった。自覚がない人は始末におえない。

 休憩の後は、マリオ・ヘリングのピアノでラフマニノフの2番。
大袈裟過ぎず、淡白にもなり過ぎず、王道を行く演奏。
ラザレフの棒も抜群で、これぞ日フィルサウンド。
良い演奏をありがとうございました。


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