内田 光子とマーラー・チェンバー・オーケストラのはずだった2020年12月06日


2020年12月6日(日)
内田 光子+マーラー・チェンバー・オーケストラ@サントリーホール

モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番
ヴィトマン:「コラール四重奏曲」(室内オーケストラのための)
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モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番

コロナの馬鹿野郎!

12月9日に向けて2020年12月06日

本日6日は、デイム内田光子のモーツァルトピアノ協奏曲第13番と20番の予定だった。
しかし、コロナのせいで来日不可に。
ん~、とても残念。

気を取り直して、9日はモーツァルトのピアノ協奏曲第25番。
元々はキット・アームストロングが弾くはずだったのがまたまたコロナのせいで来日不可に。
がっかりしていたところに、何とピンチヒッターが岡田奏さん!
いや~、不幸中の幸いとは正にこのこと。

モーツァルトのピアノ協奏曲は全部で27曲。
20番、24番の短調はもちろん大好き。
25曲の長調の中では27番が一番好きかな?

で、この25番。
正直、あまり好みの曲調でないので聴き込んで来なかったけど、良い機会なので予習を少々。
ところが、これがなかなか良い音源に巡り会えない。

聴き漁ることほぼ10人目。
ようやく好みの演奏にたどり着いた。
その演者はアンネローゼ・シュミット。
凜とした佇まいと優しさが融和した希有な演奏だ。
ほかの曲も聴きたくなった。興味津々。

指揮はクルト・マズア。
もちろん知ってはいたけど、どうだろう。
世界中のクラシック音楽愛好家に好きな指揮者トップ10は?と尋ねたら、マズアは失礼ながら入らないんじゃないだろうか。
でも、この曲のマエストロのタクトは実に見事。
コンチェルトとは何なのか、その解答と言っても良いぐらい素晴らしい。

さて、2週間のコロナ待機を経て、ヴァイグレはどんな指揮をしてくれるのか。
岡田奏さんはどんな演奏をしてくれるのか。
きっと、マズアとシュミットを上回るパフォーマンスを発揮してくれるに違いない。
今から実に楽しみだなぁ~

追記:
本命はもちろんブル6だけど。
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