高関健&岡本侑也 ― 2020年02月01日
山田和樹&ネマニャ・ラドゥロヴィチ ― 2020年02月02日
2020月2月2日(日)
山田 和樹+読売日本交響楽団@東京芸術劇場
マーラー:花の章
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲(Vn:ネマニャ・ラドゥロヴィチ)
~ アンコール曲 ~
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番から「サラバンド」
--------------------------
マーラー:交響曲第1番「巨人」
~ アンコール曲 ~
バッハ(マーラー編曲):管弦楽組曲第3番より「アリア」
前半は3年ぶりのラドゥロヴィチ。
見た目は相変わらず派手だけど、演奏は至って「まとも」。
ハチャトゥリアンでは「動」をアンコールのバッハでは「静」を見せつけられた。
余計なお世話だけど、この人、ヴァイオリンを極めたら指揮者に転向するのも一案かも。
それだけの協調性や統率力もありそう。
後半は「巨人」。
新ヤマカズのマーラーについては、5番を除き不安材料は皆無なので、今回も安心して拝聴。
期待を上回る好演だったうえ、まさかのアンコール!
今回もありがとうございました。
ミッキーのタコ14 ― 2020年02月08日
2020年2月8日(土)
井上 道義+神奈川フィルハーモニー管弦楽団@横浜みなとみらい
ビゼー=シチェドリン:カルメン組曲
(S:ザリーナ・アバーエワ、B:エフゲニー・スタヴィンスキー)
--------------------------
ショスタコーヴィチ:交響曲第14番
前半のビゼー=シチェドリン/カルメン組曲。
「稀代のメロディメーカー」と言えばチャイコフスキーと思いがちだけど、これを聴かされちゃうと、考えを改めないといけないなぁ。
美しいし、勇ましいし、情熱的だし、愛おしいし、まるでメロディの玉手箱みたい。
後半のショスタコーヴィチ交響曲第14番。
ソプラノのザリーナ・アバーエワ、バスとのエフゲニー・スタヴィンスキー。
ミッキーが自信を持って呼んだだけあって凄いわ。
何が凄いって、原語が分からなくても情景が浮かんで来るんだもん。
そして、ほぼ無調のこの曲。
「音が整理されているから聴きやすい」とは某音楽ライターの評。
いたく同意するとともに、「そこがショスタコーヴィッチだもん」と言いたい。
追記:
「死」がテーマのショスタコーヴィチ交響曲第14番。
とは言うものの、どこかシニカルでコミカルな雰囲気が漂っているのは気のせいか?
新ヤマカズ&ポゴレリッチ ― 2020年02月13日
2020年2月13日(木)
山田 和樹+読売日本交響楽団@サントリーホール
グリーグ:二つの悲しき旋律
シューマン:ピアノ協奏曲(Pf:イーヴォ・ポゴレリッチ)
--------------------------
ドヴォルザーク:交響曲第7番
前半のシューマン。
ソリストはイーヴォ・ポゴレリッチ。
歌心もあり、タッチもときに繊細ときに大胆。
もの凄く上手いんだけど、ポゴレリッチ独特のアクがかなり弱い気がする。
これだとたんなる一流ピアニストだ。
期待しすぎだったのかなぁ?
後半のドヴォルザーク。
マエストロ新ヤマカズ、これでもかと言わんばかりに弦五部を鼓舞。
読響の弦もそれに応えて大熱演、かつ美しい!
イスラエル•フィルも真っ青と言ったら言い過ぎか?
追記:
アンコールあり。
パーヴォのブル7 ― 2020年02月16日
2020年2月16日(日)
パーヴォ・ヤルヴィ+NHK交響楽団@NHKホール
アブラハムセン:ホルン協奏曲(日本初演)
(Hr:シュテファン・ドール)
--------------------------
ブルックナー:交響曲 第7番(ノヴァーク版)
前半のアブラハムセン。
NHK交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、 NTR土曜マチネ、シアトル交響楽団、オークランド・フィルハーモニー管弦楽団の共同委嘱作品で日本初演とのこと。
が、白状するとワタクシにはこの曲の良さがさっぱり分からなかった。
何もかも中途半端にしか聞こえず、心が動かされない。
終演後、作曲家自身も登壇し拍手喝采(カーテンコール3回)を受けていたけどいったいこの曲、どこが良いんだろう?
もしかしたら、ワタクシには一生わからないかも。
後半のブルックナー。
重量級、かつ流麗な7番だった。
部分的には、ちょっとあざとさを感じるスローテンポとか、極端なff、それに伴う音の粗さを感じることもあったけど、オールドスタイルとはひと味違う名演だったのではないだろうか。
所詮、好みの問題だけど。
イーモリ公のミサ・ソレムニス ― 2020年02月22日
2020年2月22日(土)
飯守 泰次郎+東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団@東京オペラシティ
S:横山 恵子
Ms:清水 華澄
T:二塚 直紀
Br:大沼 徹
合唱:東京シティ・フィル・コーア(合唱指揮:藤丸 崇浩)
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス
生音で聴くのは今回が初めて。
人の声、オケの音が生み出すパワーは正に荘厳!
ただ、イーモリ公の歩き姿が以前にも増して弱々しくなっているのがとても心配。
顔色も悪かったし万全な体調ではないはず。
はやく恢復されますよう。
追記:
できれば休憩なしで演奏して欲しかったけど、マエストロの体調やその他の諸事情があってのことだと思う。
その休憩時間中にプライベートでのお越しと思われるマエストロ高関のお姿がロビーに。
この前のマエストロ高関の時にはマエストロ藤岡のお姿をティアラこうとうで。
東京シティ・フィルの指揮者陣は仲良しなのかなぁ?
日本バレエ・舞踊史における1950年 ― 2020年02月23日
2020年2月23日(日)
鈴木 秀美+オーケストラ・ニッポニカ@紀尾井ホール
伊福部 昭(今井 重幸構成・編曲):オーケストラの為の交響的舞踊組曲「プロメテの火」(組曲版世界初演)
芥川 也寸志:舞踊組曲「蜘蛛の糸」
--------------------------
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)(Pf:長尾 洋史)
前半の「蜘蛛の糸」。
実に見事な映像表現だ!
原作者の父、それを音にした子に天晴れ!
そして、マエストロの見事な棒さばきとオケの息のあった演奏に天晴れ!
そして朗読にも天晴れだ!
後半の「ペトルーシュカ」。
バロックの申し子みたいな人が近代曲をここまで攻めるとは想定外。
素晴らしいの一言。
そう言えば、兄の雅明氏の振るチャイコを聴いたことがあるけど、こちらも素晴らしかった。
お二人とも、演奏はバロックや古典、指揮は近現代がお好きなんだろうか?
追記:
休憩時間中にロビーの背の高い男性3人。
なんと、1人はミッキー、1人は渡邉規久雄氏、もう1人は外人さんで分からなかった。
コルネリウス・マイスターのブルックナー2番のはずが… ― 2020年02月28日
2020年2月28日(金)
コルネリウス・マイスター+読売日本交響楽団@サントリーホール
ヘフティ:変化(日本初演)
ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
(Vn:クリスティアン・テツラフ)
--------------------------
ブルックナー:交響曲第2番(1877年稿/ノヴァーク版)
アルミンクのマーラー「復活」のはずが… ― 2020年02月29日
2020年2月29日(土)
クリスティアン・アルミンク+群馬交響楽団@高崎芸術劇場
S:天羽 明惠
Ms:小山 由美
合唱:群馬交響楽団合唱団(合唱指揮:阿部 純)
マーラー:交響曲第2番「復活」
最近のコメント