《フレッシュ名曲コンサート》東京交響楽団2015年08月02日



2015年8月2日(日)
クリスティーナ・ポスカ+東京交響楽団@武蔵野市民文化会館

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番(Pf:岡田 奏)
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マーラー:交響曲第1番「巨人」


いや~ぁ、午前中の石神井川遡上、疲れたなぁ。

さて、今日の指揮者クリスティーナ・ポスカはお初です。
と言うことで、武蔵野文化事業団の件の大袈裟なキャッチコピーを確認すると…

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日曜日の午後に、オーケストラを格安料金で聴く!
ドイツで活躍する期待の若手指揮者クリスティーナ・ポスカが初来日!
ハンブルク国立歌劇場にデビューが決定し、ミュンヘン・フィル、カメラータ・ザルツブルクなどと共演。
また、クレンペラー、ノイマン、マズア等が首席指揮者を務めた、ベルリン・コーミッシェ・オーパーのカペルマイスターを2012年より務めます。
若いながらも経験豊富、ドイツ圏を中心に活躍する、昔ながらのたたき上げ型指揮者が振るマーラー「巨人」&ベートーヴェンをお楽しみに!
ベートーヴェンのピアノ協奏曲でソリストを務めるのは、プーランク国際コンクールで優勝の岡田奏。
フランク・ブラレイなどと共演し、エル=バシャが絶賛する24歳、要注目です!
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なかなかの実力者のようです。
「ベルリン・コーミッシェ・オーパーのカペルマイスターを2012年より務めます。」の部分、年号が間違っているか、「務めています」なのか、何れにせよ間違いがありそうだけど…

それにしても、チケットが安い!
友の会会員だと、どの席でも一律2,250円。
オケ、本当に東響のメンバーが来るんだろうか?

今日の席は前から2列目のセンターブロック。
席に着いて指揮台を眺めていると、前の席に見慣れた人が…
そう、サントリーホールなどでお馴染みの「サスペンダーおじさん」またの名を「M田さん」。
うわ~、驚いた。
サスペンダーおじさんをここ武蔵野でお見かけしたのは今回が初めてかも。

いよいよコンサートが始まった。
ピアニストも指揮者も女性。
華やかで良いなぁ。

ポスカの指揮、キビキビしていて気持ち良い。
そして、ピアノの岡田奏(かな)。
テクニックは抜群だし、音にも演奏する姿にも華があるし、何よりも肝が据わっている。
いや~ぁ、ノーマークだったけど大変失礼致しました。
今日は本当に良いベートーヴェンを聴かせてもらいました。
ありがとうございます!

後半は、マーラーの「巨人」。
どう言う訳か、今年は巨人を良く聴いている気がする。

結果は…
武蔵野文化事業団のキャッチコピー、全然大袈裟じゃなかった。
細部にまで神経が行き渡った精緻さあり、主旋律を引き立てるバランスの妙あり、そして東響をこれだけドライブできる腕力あり。
何度も聴いてきた巨人だけど、これだけ感動させられるとは思ってもみなかった。

数年後、間違いなくポスカはもっと有名になっているだろうけど、その時に「ああ、2015年の武蔵野公演、凄かったもんなぁ~」と頷いている自分の姿が今から想像できるなぁ。



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