新年最初のコンサート ― 2015年01月10日
2015年1月10日(土)
下野 竜也+東京都交響楽団@サントリーホール
ニコライ:オペラ「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(Pf:辻井 伸行)
〜 アンコール曲 〜
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲から第18変奏曲
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シューマン:交響曲第3番「ライン」
最初の序曲。
初めて聴いたけど、なかなかどうして気分を盛り上げてくれます。
シモーノ氏、やりますねぇ〜
お次はチャイコン。
実は、辻井さんの生を聴くのは今回が初めて。
巧いのは知ってるけど、実際聴くとどうなんだろう?
まぁ〜、それにしても良く弾けるなぁ。
いくら慣れてるって言っても、鍵盤が見えてないんでしょう?
健常者のプロよりもミスタッチが少ないんじゃないだろうか?
彼のタッチは予想していたよりかなりマイルド。
シモーノ氏の構築する世界と見事に融合して、今まで聴いてきたチャイコンの中で最も「ほんわか」としたもの。
こんなに心癒される経験は久しぶり。
今回はP席だったので、次回は正面席で聴いてみたいな。
後半はライン。
これを聴くとどうしてもN響アワーを思い出してしまう。
第1楽章から第4楽章にかけて徐徐に静かな曲調に変化して行くもんだから、てっきりラインを下流から上流の遡上するイメージかと思っていたら全然違ってた。
第1楽章の副題が「ローレライ」、第2楽章は「コブレンツからボン」、第3楽章は「ボンからケルン」で第4楽章が「ケルンの大聖堂」。
で、第5楽章が「デュッセルドルフのカーニヴァル」。
見事なライン下りになっているんだ。
それにしても、シモーノ氏と都響の築き上げる世界は実に見事。
シューマンってやっぱり偉大だわ。
(追記)
右前方のオジサン、コンサート会場で寝るのは勝手だけど寝息はやめて欲しい。
僕は音楽を聴きに来たのであって、あんたの寝息を鑑賞しに来たんじゃありません。
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