いきなりクイケン2日目 ― 2014年07月08日
平成26年7月7日(月)、8日(火)
シギスヴァルト・クイケン 二夜連続・無伴奏リサイタル@武蔵野市民文化会館 小ホール
シギスヴァルト・クイケン(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)
2日券 友の会\4,000
プログラム
J.S.バッハ「無伴奏チェロ組曲」全曲演奏会
第1日:第1番、第2番、第5番
第2日:第3番、第4番、第6番
アルテ友の会の会員になっていることを、こんなに有り難く思ったのは初めてです。
クイケンを2日も聴けて4,000円!
他のホールじゃありえません。
しかし、悲しいかな雇われの身のサラリーマン。
仕事の都合で1日目は行けず、いきなり2日目からになってしまいました。
このヴィオロンチェロ・ダ・スパッラと言う楽器、大きさはギターぐらいなのに音色はまさにチェロ。
特殊な弦を使うことで、チェロと同等の音色を奏でられるとのこと、驚きです。
肩ベルトが付いているのもギターと同じなので、ちょっと親近感が湧いてきます。
ただ、演奏してくるクイケンを見ていると、特に5弦を弾くのが大変そう。
おおげさに言えば、逆手で弓を扱うような体勢。
クイケンでさえ、ときにキイキイと弦が悲鳴をあげてしまうこともあり、演奏の難しさがこの楽器が使われなくなった一因との説に納得です。
それにしても、このヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ。
なんて優しい音色なんでしょう!
ほかの古楽器もそうですけど、とげとげしさが一切なくてまさに癒しの楽器。
この頃ちょっと寝不足だったので寝落ちするかと心配してたけど、最後まで優しさに包まれて日頃のストレス解消になりました。
クイケン様、ありがとうございました。
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