キエフ国立交響楽団2012年11月15日

2012年11月15日(木)
ヴォロディーミル・シレンコ+キエフ国立交響楽団@武蔵野市民文化会館

チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調
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チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 「悲愴」

 前半はチャイコフスキーの交響曲第5番。
メンバー一人一人が丁寧な演奏をするオケですねぇ。
このホールの音響は若干デッドなので音の一粒一粒がはっきりと分かるけど、それでもアラが見えません。
でも、「あまり魅力的な演奏ではない」と感じてしまうのは何故でしょう?

 後半は「悲愴」。
シレンコは時として唸り声を上げながらの大熱演。
一方、オケは相変わらず丁寧な演奏。でも、やっぱり面白くない。

 感動できない理由が判明しました。
オケのメンバーの演奏に感情がこもっていないのです。
まるでアンドロイドが演奏しているような無機質な演奏だから、聴いていて全く心地良くないんです。
隣のご老人の口臭がひどいのも理由の一つだけど…


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