若いと言うことは今後に可能性があるということかな? ― 2015年11月16日
2015年11月16日(月)
アンドレス・オロスコ・エストラーダ+hr交響楽団(旧フランクフルト放送交響楽団)@NHKホール
ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
チャイコフスキー:バイオリン協奏曲(Vn:五嶋 龍)
~ アンコール曲 ~
イザイ:無伴奏バイオリンソナタ第2番から1楽章
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マーラー:交響曲第1番「巨人」
~ アンコール曲 ~
ブラームス:ハンガリー舞曲第6番
最初のオイリアンテ序曲。
ヴァイオリンは艶やかだし、ヴィオラ、チェロ、コントラバスはふくよかで厚みのある良い音出してるなぁ。
この曲、こんな良い曲だったんだ。
エストラーダ氏の指揮、まるでダンスのよう。
オケのメンバーが至って冷静なので、そのコントラストが面白い。
お次はチャイコン。
ステージ下手から五嶋さん、エストラーダ氏の順で登場。
ん~、オイリアンテの時よりも盛大な拍手。
人気があるんだなぁ、五嶋さん。
演奏が始まった。
五嶋さん、右足に体重を掛け、左足はつま先立ち。
この体勢、疲れないのかな?
演奏テクニックは流石。
余裕すら感じられる。
ただ、そのスタイルには音符を愛しむと言うより、弄んでいる感がある。
「ほら、僕上手でしょ?」と言わんばかり。
ん~、若い。
みどり姉さんはまだまだ遙か遠くだ。
後半は巨人。
木管がクリアな音を奏で、弦は流麗かつ重厚、金管には若干のミスはあったものの相当なレベルだ。
だけど、どうもしっくり来ない。
とてもインバルやヤルヴィが育て上げたオケとは思えない「まとまりの無さ」。
まだ、指揮者とオケの信頼関係が十分ではないのかなぁ?
追記:
最初の「オイリアンテ」序曲、アンコールのハンガリー舞曲第6番良かったなぁ。
オケの力かな?
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