アルミンクと名フィルのブラームス4番2015年10月10日






平成27年10月10日(土)
クリスティアン・アルミンク+名古屋フィルハーモニー交響楽団@愛知県芸術劇場

ルクー:弦楽のためのアダージョ
ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の想い出に」
(Vn:アリーナ・イブラギモヴァ)
------------------------------------------
ブラームス:交響曲第4番


今日は18:30から名古屋で大学時代の同窓会。
縁もゆかりもない名古屋だけど、とても楽しみ。

のんびりと東京16時過ぎ出発の「のぞみ」に乗って行く予定だったところ、Twitterのフォロワーさんから良いコンサートが名古屋で開催されるとの情報が…
当日券が14:45から発売されるらしいので、急遽予約を変更して12:30に東京駅を出発。

14時過ぎに名古屋駅に到着。
そこから地下鉄東山線に乗り換えて栄駅で下車。
いや~、それにしても驚いた。
久しぶりに栄に来たら、景色が全く変わっている。
何なんだ「オアシス21」って?
凄い規模だなぁ。

15分ほど列に並び、無事B席のチケットをゲット。
開演まで1時間ほど時間があるので、近くの喫茶店で時間をつぶすことに…
本当は一杯やりたかったけど。

16時にコンサートがスタート。
今日の指揮者はアルミンク。
以前、NJPで聴かせてくれたマーラーの9番の指揮ぶりが良かったので、今回も期待してやって来ました。

最初の曲はルクーの弦楽のためのアダージョ。
初めて聴く曲だけどとても親しみ易い。
乱暴な言い方をすると、R.シュトラウスのメタモルフォーゼンを明るくした感じの曲。
名フィルのアンサンブルの精緻さと、アルミンクの細部にまで気を配った指揮に感心しきり。

前半2曲目はベルクのヴァイオリン協奏曲「ある天使の想い出に」。
この曲、今年の7月に郷古廉さんの独奏で聴いたばかり。
重なる時は重なるんだなぁ。

今回のヴァイオリン独奏はアリーナ・イブラギモヴァさん。
いや~、聴きたい聴きたいと思っていた注目のソリスト。
ようやく今日初めて生で聴けるぞ。

お~、なかなか力強い演奏だ。
骨太だけど無骨と言う訳ではなく、どっしりとした音色。
かと思えば、むせび泣くようなか細い繊細さも見事に表現。
ん~、素晴らしい!

後半はブラームスの4番。
ブラームスの4曲ある交響曲の中で、最もディープな名曲。
はたしてアルミンクはどんな指揮をしてくれるのでしょうか。

結果は…

オケが良いのか、指揮者が良いのか、とにかく素晴らしいの一言。
大袈裟な緩急強弱は一切無し。
でも、要所要所でチョットしたアクセントを付けたり、間を置いたり、アルミンクの指揮はなかなか小粋。

名フィルも最初から最後まで適度な緊張感を保ちつつアルミンクに追従。
ブラームスの表現したかったであろう、荒涼感、絶望感、仄かな希望、小さな幸福感がたたみ掛けるように迫ってくる。
いや~、心を揺さぶられるなぁ。
こりゃ、在京オケもウカウカしていられませんねぇ。

追記:
このコンサートの後、怒濤の同窓会。
疲れた…

カウンター カウンター