たまには清水の舞台から飛び降りることもあり2014年09月23日

2014年9月23日(火) 秋分の日 

今日はお彼岸の中日。 
父方の墓参は土曜日に済ませてあるので、今回は母方へ。 

母の実家は台東区の根岸にあって、駄菓子屋と鍼灸師と言うカオスな組み合わせで商売を営んでいたような記憶がかすかにある。 

その根岸のルーツは足立区の花畑にあって、母方のお墓はここにいる御年90歳の母のいとこが守っているのである。 

私も中学生ぐらいまでは、年末になると必ず花畑に行って、餅つきに興じていた。 
当時の花畑は四方八方が「田んぼ」だらけ、最寄りの竹の塚駅は木造で「ずいぶん田舎にきたなぁ~」と思ったことをいまだに良く覚えている。 

ある夏には、ザリガニ200匹以上を捕獲し、ポリバケツに入れて家まで持って帰ろうとしたところ、竹の塚駅に着くころにはみんな死んでしまって腐敗臭が酷かったそうである。 

そんなことを思い出しながら叔母さんと話をしていると、なんと昔の家業は畳屋だったとのこと。 
当時の根岸界隈は色町だったので、3~4ヶ月に1回は畳表を替えていたそうで、それはそれは盛況だったのだが、残念なことに家業を継いだ息子(母の兄)が網膜剥離を患い、畳屋を廃業し鍼灸師になり、母の母は家計の足しにと駄菓子屋を始めたのが事の真相とのこと。 
いやはや、そんな事情があったとは今の今まで全く知らなかった。 

花畑を辞去し、まずは近所のせんべい屋へ。 
何と言っても花畑の目と鼻の先は埼玉県の草加市。 
当然買うのは草加せんべい。 

環七を西進することしばらく、空腹であることを自覚。 
道を左に折れ、自衛隊の十条駐屯地を通過、飛鳥山公園を左手に南進するとまもなくJR駒込駅。 

と、ここで気になる店を発見! 
店名は「巣鴨 ときわ食堂」。 
すかざず車を止め、ときわ食堂へ。 
10分ほど待たされてようやく着席、注文後も20分ほど待たされてようやくサンマ定食をゲット。 

いやはや、口に入れた瞬間に鼻に抜ける良い香り、ふんわりとした食感と上質な油の味。 
こんな旨いサンマは食べたことがない! 
普段は食べない皮までも美味しくいただき店を後に。 
スマホを車に忘れたのでサンマの写真は撮れなかったけど、車に戻った後、もう一度店の前まで戻り写真をパチリ! 


庚申塚の方が一号店で、こちらは三軒目で開店一ヶ月とのこと。 
良い店を見つけたぞ! 

で、今日のシメは酒類の購入。 
わが家での私の地位は決して高くないけど、唯一許されている贅沢がビール。 
YEBISUをカートに入れ、この前品切れだった白角2本と安い白ワイン1本もゲット。 

と、ここで目にとまったのが「山崎12年 5,770円也」 


当然、買うとなったら家計から出してもらえるハズもなく自腹負担。 
「一週間に一杯だけ」なら4~5ヶ月は保ちそう」と自分に言い聞かせ、カートに投入! 
清水の舞台から見事に飛び降りてしまった。 

こんなことやってるから、貯金できないだよなぁ~




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