メトロポリス・クラシックス 心に響くドラマティックメロディー2015年07月05日





2015年7月5日(日)
梅田 俊明+東京都交響楽団@東京芸術劇場

オッフェンバック:喜歌劇「天国と地獄」序曲
池辺 晋一郎:映画「影武者」テーマ曲
ハチャトゥリャン:バレエ音楽「ガイーヌ」より「剣の舞」「バラの乙女達の踊り」「子守歌」「レズギンカ」

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サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」(Org:室住 素子)
 ~ アンコール曲 ~
 ロッシーニ:オペラ「ウィリアム・テル」序曲

運良く当選したコンサート。
この内容で無料とは、さすが東京メトロさん、太っ腹!

コンサートの開演時刻は午後2時。
でも、チケットの引き換えは12時から。
早く行けば良い席をゲットできるかも知れないと言う貧乏人根性を発揮して、12時チョット過ぎに芸劇に到着。

結果は…
自由な席を選べるはずもなく、渡されたチケットを素直に受け取るのみ。
ん~、1階RB G列1番?
ずいぶん端っこだなぁ~

時刻はまだ午後12時15分。
開演まで1時間45分ある。
コンサートが無料と言うことも相まって、気が大きくなったのか、池袋西口の「すしまみれ 池袋店」へ。
あ~あ、結局普通のコンサートと出費が変わらなくなってしまった。
まあ、寿司とお酒が美味かったから良しとするか。

時刻はまだ午後1時15分。
開演まで45分ある。
と言うことで、芸劇の2階にある「奏」で時間つぶし。
残念ながらサンドイッチセットは売り切れ。
ホントはコーヒーを飲みたかったけど、次善策の白ワインを注文。
おや?
結構美味しいなぁ。

結局、コンサートが始まるにすっかり出来上がってしまって良い気分。
やれやれ。

開演10分前に会場へ。
席に着いてみると、まあ、貴賓席のような良いポジション。
東京メトロさん、大変失礼しました。

前半は、親しみやすい名曲の数々。
聴き慣れた曲ばかりだけれど、梅田さんが振って都響が奏でるとやっぱり一味違う。
MC朝岡さんの司会も絶好調。
そう言えば、朝岡さんと言い、現役の坪井さんと言い、テレ朝はクラシック好きが多いのかな?

前半最後はハチャトゥリャンのバレエ音楽「ガイーヌ」より「レズギンカ」。
つい最近のフェドセーエフ氏来日の際にも、アンコールでやってくれたヤツ。(良かったぁ~)
スネアと言うか、タンバリンのサモイロフ氏、最高だったなぁ。
また、フェドセーエフ氏とサモイロフ氏、日本に来てくれないかなぁ。
こちらは更に前の来日時(1991年)のもの)

後半は、サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」。
オルガンは室住素子さん。

朝岡さんの話によると、ベートーヴェンの運命が「ハ短調で始まりハ長調でおわる」ので、これを踏襲しようと歴代の後輩作曲家達はえらく苦慮したそう。
その中で、サン=サーンスはサラッとこの曲を書き上げてしまうんだから大したもの。やっぱり天才だ!

この「オルガン付き」。
ダイナミックレンジが広いので、やっぱりCDより生音で聴いた方が格段に良い!
さらに、今日は指揮は良いし、オケは良いし、オルガンは良いし、言うこと無し。
東京メトロさんのおかげで良い日曜日になりました。

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