ミヒャエル・ザンデルリンク ― 2015年07月02日
2015年7月2日(木)
ミヒャエル・ザンデルリンク+ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団@武蔵野市民文化会館
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
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ベートーヴェン:交響曲第7番
~ アンコール曲 ~
ロッシーニ:ウィリアム・テル序曲
人の記憶はいい加減なもの。
彼らの演奏は2年前に聴いているものの、当時の印象をほとんど覚えていない。
自分のブログ(http://mac.asablo.jp/blog/2013/06/21/ http://mac.asablo.jp/blog/2013/06/25/)によると、「若いわりには安定感のあるタクト」、「明瞭で若々しい演奏」だそうだ。
前半は「運命」。
細かい所まで手を抜かない繊細かつ流麗なタクト。
微妙なデュナーミクを織り交ぜながら、弱音部を魅力的に表現。
ドレスデン・フィルも好調。
特に、オーボエをはじめとする木管、金管の中ではホルン、そして2ndヴァイオリンが美しい!
後半は7番。
運命同様、奇をてらわない王道のタクト。
推進力があり、躍動的で、なによりも聴いていて楽しい。
そう言えば運命でもそうだったけど、この7番でも第1、第2楽章と第3、第4楽章をアタッカで演奏。
どう言う意図なのかは分かりません。
武蔵野市民文化会館の音響はかなりデッド。
なので、楽器の音が濁らずダイレクトに聞こえてくる。
奏者のレベルの高さが分かるのは良いことなんだけど、もう少し残響があっても良いんじゃないだろうか?
次回は是非とも杉並公会堂あたりで演奏してもらいたいなぁ。
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