作曲家親子、演奏家親子2015年06月27日





作曲家親子、演奏家親子

平成27年6月27日(土)
鈴木雅明&鈴木優人“二代”チェンバロ・リサイタル@調布市文化会館たづくり くすのきホール

鈴木 雅明(Cemb)
鈴木 優人(Cemb)

J.S.バッハ:2台のチェンバロのための協奏曲 ハ長調 BWV1061a
C.P.E.バッハ:2台のチェンバロのための4つの二重奏曲Wq.115
W.F.バッハ:2台のチェンバロのための協奏曲 ヘ長調 F.10
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J.L.クレープス:2台のチェンバロのための協奏曲 イ短調
J.C.バッハ:4手のための二重奏曲 ヘ長調 作品18-6
J.S.バッハ(鈴木 優人編曲):管弦楽組曲 ハ長調 BWV1066
 ~ アンコール曲 ~
 ハイドン:ディヴェルティメント ヘ長調「先生と生徒」Hob.ⅩⅦa:1


現代のバッハ弾き親子がバッハ親子の作品を演奏すると言う素晴らしい企画。

お二人の解説によると、C.P.E.バッハの時代はバッハと言えばC.P.E.。
「J.S.も作曲家だったらしい」程度の扱いだったそう。

優人氏によると、長男W.F.は気性が荒く、作品にもその性格が表れているのを感じることができるとのこと。
 ← 残念ながら僕には分かりませんでした。

クレープスは実質一番弟子で一番優秀だったそう。
確かに良い曲でした。
今度、吉祥寺の名曲喫茶「バロック」で聴いてみよう。

J.C.バッハは9男坊で男の中では末っ子。
鈴木親子の連弾、聴いていて(見ていて)涙がこぼれそうになりました。

アンコールの「先生と生徒」。
父が素早く弾けば子も素早く、ゆっくり弾けばゆっくりと、雑に弾けば同じく雑に...
いやぁ〜楽しい!
楽譜ってどうなってるんだろう?

追記1:
曲の途中で優人氏が自ら調律し始めたのには驚いた。

追記2:
客席最後方に反田恭平さん。
しょっちゅう、ロシアと日本を往復している模様。
9月11日の東フィル、どうしようかな?

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