皇后陛下ご来場再び ― 2015年06月21日
2015年6月21日(日)
前橋汀子 アフタヌーン・コンサートVol.11@サントリーホール
ヴァイオリン:前橋 汀子
ピアノ:松本 和将
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
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ヴィエニャフスキー:モスクワの思い出
クライスラー:ウィーン奇想曲
パガニーニ:ラ・カンパネラ(クライスラー編)
ショーソン:詩曲
マスネ:タイスの瞑想曲
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリツィオーソ
~ アンコール曲 ~
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
モンティ:チャルダッシュ
エルガー:愛の挨拶
ベートーヴェンの「春」は、明暗緩急の表現自在な素晴らしい演奏だった。
そして、フランクのヴァイオリン・ソナタ。
これは正に神がかり的。
大げさな話ではなく、第三楽章は息を呑むのを忘れるほど。
年に何回かこう言う経験をするから、生音は止められません!
松本和将さんのピアノも素晴らしい。
時に情熱的に、時に詩情豊かに前橋さんの演奏をサポート。
今度、彼のリサイタルも聴いてみたいなぁ。
休憩時間が終了し後半の開演を待っていると、ステージ上にはまだ誰もいないのに会場から拍手が…
あれっ?
これ以前にも経験したことがあるぞ。
RBブロックの方に振り向くと、やはりそう。
皇后陛下のお出ましだ。
2ヶ月前にも同じ空間を共有できて、今回も…
幸せだなぁ。
後半は前半に比べて、よりポピュラーな選曲。
ゆったり寛いで鑑賞できました。
そして、アンコールは何と4曲!
最後の愛の挨拶では、思わず頬が緩んでしましました。
日曜日の午後、とても良い休日になりました。
前橋さん、松本さん、そして皇后陛下、ありがとうございました。
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