テミルカーノフのマーラー3番 ― 2015年06月05日
2015年6月5日(金)
読売日本交響楽団第549回定期演奏会
ユーリ・テミルカーノフ+読売日本交響楽団@サントリーホール
メゾソプラノ:小山由美
合唱:NHK東京児童合唱団、新国立劇場合唱団
マーラー:交響曲第3番
この6楽章からなる大曲をテミルカーノフは果たしてどう料理するのでしょう?
ちょっと早めに着いてしまったので、ワインを片手にパンフの整理。
いや~、楽しみだなぁ。
おやおや、第一楽章のこのテンポ、大丈夫かな?
失速しそうとまでは言わないけれど、相当のスローテンポ。
オケの面々もこれだどチョット苦しそう。
それに、このスピードだと終わるのに2時間掛かるんじゃないだろうか?
と、最初は若干不安な面もあったけど、楽章が進むに連れ、指揮も演奏もどんどん熟れてきた。
元々底力のある読響。
今日は特に木管と打楽器が素晴らしい。
第4、第5楽章で小山さんと合唱団の歌声でとどめを刺され、最終第6楽章へ…
いや~、このマーラー3番の最終楽章は何度聴いても鳥肌もの。
やっぱりマーラーって凄いわ。
テミルカーノフのタクトが止まり、暫く無音の世界が…
そして、一気に拍手とブラボーの嵐。
オケや合唱団の面々も嬉しそう。
聴いているこちらも満足だったから、さぞかし演者も嬉しいだろうなぁ。
いや~、今週は色々とあったけど、昨日の巨人と今日の3番でかなり疲れがとれた。
良い土日になりそうだ。
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