ヘンゲルブロック+NDRのマーラー「巨人」 ― 2015年06月04日
2015年6月4日(木)
トーマス・ヘンゲルブロック+ハンブルク北ドイツ放送交響楽団@サントリーホール
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(Vn:アラべラ・美歩・シュタインバッハー)
~ アンコール曲 ~
プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ op.115 から第1楽章
-----------------------------
マーラー:交響曲第1番「巨人」(1893年ハンブルク稿)
ワーグナー:オペラ「ローエングリン」から第3幕への前奏曲
ヴァント好きを自認する一人としては、NDRが来日したからには聴きに行かない訳にはいきません。
前回の2012年ではメンコンとブラ1。
今回はメンコンと巨人。
果たして結果は如何に?
前半はメンコン。
今回の席は、センターブロック3列目の中央やや左寄り。
約7m先の丁度正面にシュタインバッハーが位置しているので、彼女の演奏のニュアンスまで良く見てとれる。
結果分かったことは、彼女の演奏が非常に丁寧かつ正確無比なこと。
ハシャム並といったら褒め過ぎだろうか?
これで、音色にもうちょっと色気があると言うこと無いんだけどなぁ。
後半はマーラーの巨人。
花の章を含んだハンブルク稿。
CDで聴いたことがあるハンブルク稿は、ヘンゲルブロック氏と若杉先生のもののみ。
意外と違和感がないと言うのが正直なところ。
結果は正に爆演!
全ての楽器が謳うこと謳うこと。
指揮者とオケの信頼関係が見て取れる。
こんなに心揺さぶられる演奏は久しぶり。
いや~、このコンビ、最強だわ。
アンコールはローエングリン。
金管の咆哮が凄まじい。
腹にガツンと来る。
ん~、満腹満腹。
ps:一般参賀1回あり
最近のコメント