渋滞 → あちゃ~ → 叔父さんの写真展 → また渋滞 ― 2014年08月09日
2014年8月9日(土)、盆休初日。
御年77歳の叔父さんがご自身の写真展を開くと聞き、その会場の西武小田原店へ行くことに。
まずは環八で渋滞。
そして東名でも渋滞。
小田原厚木道路へ入ってようやく車の流れがスムーズになりました。
常日頃高速道路を走行するときは、前方に注意するのは当然、後方にも注意を払います。
そう、パトカーにです。
しばらくすると後方約300mにシルバーのクラウンが現れました。
二人乗っているのがようやく確認できますが、風体までは分かりません。
現在の走行速度は時速約110kmです。小田厚の制限速度は70kmなので40km超過です。
追い越し車線から走行車線に戻りたいけれど、なかなかスペースが空きません。
後ろのクラウンは相変わらず一定の間隔を保っています。
減速するわけにもいきません。
3分ぐらい経ったでしょうか、前方の走行車線にスペースを見つけました。
と、その時です!
クラウンのフロントグリルで赤ランプが点滅し始めました。
そうです。面パトです。
急いで減速しましたが、時すでに遅し。
やられました!
23km超過、15,000円也。
モチベーションが非常に低い状態で写真展に突入。
叔父さんはいません。
何やら会社時代の同僚と昼食とのこと。
それにしても、凄い写真の数々。
この叔父さん。僕の亡くなった父の弟。
今から四十数年前は、鳩を飼っていました。実家で。
ちなみに現在、ご自宅には犬3匹、猫1匹。
鳥だけじゃなくて動物全般がお好きなようです。
で、帰りはまたまたの渋滞。
まあ、帰省ラッシュ初日だから仕方ないですね。
今回はいきなりドジを踏みましたが、まあまあの滑り出しではないでしょうか。
多くを望んでもがっかりするだけです。
チョットでも良いことがあれば良い一日だったとすることにします。
明日は何が起こるのでしょうか、楽しみですね!
盆休二日目は超ラッキー! ― 2014年08月10日
2014年8月10日(日)
中田 延亮+オーケストラ・セレーナ@杉並公会堂
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(Vn:グレブ・ニキティン(東京交響楽団第1コンサートマスター))
~ アンコール曲 ~
パガニーニ:パイジェルロの歌曲「わが心はうつろになりて」(ネル・コル・ピウ)による変奏曲
-------------------------------------------
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
~ アンコール曲 ~
チャイコフスキー:バレエ音楽「眠れる森の美女」よりワルツ
杉並公会堂のWEBページを見ていたら偶然みつけたアマオケのオーケストラ・セレーナ。
「無料招待」の文字につられてやって来ました。
以前、某アマオケで痛い目に会っていたので、「下手くそだったら途中で帰ろう」と心に決めていました。
結果は、その予想を裏切る大金星。
大変失礼しました。申し訳ありませんでした。
まず、練習量がハンパないことはすぐに分かりました。
奏者皆さんの演奏に迷いが全く見られません。
最初こそ若干不安定さはありましたが、練習に裏打ちされた自信でしょうか、徐々に音が豊かになってきました。
そして、ソリストのグレブ・ニキティン。
どうやって、この人を引っ張ってきたんでしょう?
東響の第1コンマスと言うことですが、wikiで調べてみるとロシア人。
選曲がチャイコだから白羽の矢がたったんでしょうか?
演奏は大柄な体格に似合わず結構軽快。
でも、さすがロシア人。
チャイコの歌心が身体に染みついているようで、聴いているうちに自然と引き込まれてしまいます。
オケとの掛け合いもとても自然で、とても心地良い演奏です。
アンコールはパガニーニ。
この曲、初めて聴きました。
いやはや、サラサーテのツィゴイネルワイゼンに負けず劣らずの超絶技巧曲です。
ニキティンって凄いですね。
後半は「悲愴」。
結果は「最高」。
オケも褒めるべきでしょうけど、第一の功労者はやはり指揮者の中田延亮氏でしょう。
指揮ぶりは地味ですが、特に「音の薄いパート」にも神経が行き渡った見事なコントロールです。
この「悲愴」。
色のイメージで言うとくすんだウグイス色と言うのか、グレーと言うのか、その何とも言えない不確かな不安定なもの悲しい雰囲気が良く出ていたすばらしい演奏でした。
今までプロオケも含めアンケートに答えたことはなかったですが、今回初めて提出することにしました。
なぜなら、次回の演奏会に無料で招待してくれるからです。w
来年まで待ち遠しいですね。


アジアユースオーケストラ東京公演2014 ― 2014年08月29日
2014年08月29日(金)
ジェームズ・ジャッド+アジアユースオーケストラ@東京芸術劇場
ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
ドビュッシー:牧神の午後の前奏曲
ラヴェル:ラ・ヴァルス
----------------------------------
チャイコフスキー:交響曲第5番
圧巻はチャイコフスキーの交響曲第5番。
これだけの大人数が、一糸乱れず最後まで高いレベルの演奏をし続けてくれたことに拍手喝采です!
変幻自在に表情を変えるジャッドのタクトも流石です。
一方、最初の「運命の力」は、終始喧しいだけの些かメリハリに欠ける残念な演奏でした。
オケの若いメンバー達は指揮者の指示通りに演奏しているはずですから、原因はジャッドでしょう。
チャイ5の終演後、音楽監督のリチャード・パンジャズがアロハシャツ姿でマイクを持って登場し、AYOのメンバーを国別に紹介し始めました。
「China!」と言うと中国人のメンバーがさっと起立します。会場からは割れんばかりの拍手と声援。
お次は「Hong Kong」。
AYOでは中国と香港を別の国としてるんですね。
その次は「Taiwan」。
香港を別扱いにしているぐらいですから台湾も当然ですね。
会場の若い聴衆(特に中国や台湾。←勝手な想像)は、その都度どの国に対しても分け隔てなく大きな声援と精一杯の拍手を送ります。
以下、シンガポールやタイ、ベトナム、マレーシアが次々と紹介されていきます。
ちょっと可哀想だったのが韓国。
女性1名だけの参加です。
どんな事情があるのでしょうか?
そして最後にコールされたのが「Japan!」。
今まで一番大きな大声援が巻き起こります。
開催地に対するリスペクトがあることが、その拍手からも感じとれます。
PMFもそうですが、若い演奏家を出身国に関係なく育成しようとするAYOの活動理念には頭が下がります。
次回の開催予定は不明ですが、開催されれば絶対また聴きに行きたいと強く思った金曜日の夜でした。
最近のコメント