東京藝大130周年記念音楽祭 第3日 温故創新〜迫真のオーケストラ・サウンド ― 2018年01月08日
2018年1月8日(月)
小泉 和裕+東京藝大130周年記念オーケストラ@東京藝術大学奏楽堂
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(Pf:迫 昭嘉)
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ベートーヴェン:交響曲 第5番「運命」
前半はベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」。
ピアノは迫昭嘉。
偉そうなことは言えないけど、皆さん音を置いているような...
奏でて欲しいなぁ。
後半はベートーヴェンの交響曲第5番「運命」。
前半とは打って変わって素晴らしい演奏。
同じオケとはとても思えない。
こんなに瑞々しく、かつ躍動感に溢れる運命、聴いたことがない。
恐るべし藝大♪
飯森 範親とガヴリリュク ― 2018年01月13日
カンブルランのブルックナー6番 ― 2018年01月13日
第58回 日本赤十字社 献血チャリティ・コンサート ― 2018年01月14日
2018年1月14日(日)
大野和士+東京都交響楽団@サントリーホール
S:大村 博美
Ms:脇園 彩
T:笛田 博昭
J.シュトラウスⅡ:オペレッタ「こうもり」序曲
ヴェルディ:オペラ「椿姫」から乾杯の歌、「ああ、そはかの人か」、「花から花へ」
ビゼー:オペラ「カルメン」前奏曲、ハバネラ「恋は野の鳥」、「ジプシーの歌」
プッチーニ:オペラ「ラ・ボエーム」から「冷たき手を」、「私の名前はミミ」、「愛らしい乙女よ」
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ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」(1919)
ストラヴィンスキーの火の鳥。
繊細かつ大胆のは正にこのこと。
名演って、あっという間に終わっちゃうんだよなぁ。
イーモリ公のブラームス ― 2018年01月20日
硬派弦楽アンサンブル 石田組 ~ヴィヴァルディ「四季」~ ― 2018年01月21日
2018年1月21日(日)
硬派弦楽アンサンブル 石田組@なかのZERO
石田 泰尚(Solo Vn)
廣岡 克隆、塩田 脩(Vn)
鈴村 大樹(Va)
辻本 玲(Vc)
米長 幸一(Cb)
松岡 あさひ(Cemb)
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタBWV1019
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番
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ヴィヴァルディ:四季
~ アンコール曲 ~
クライスラー(大橋晃一編曲):美しきロスマリン
バッハ:管弦楽組曲第3番より「アリア」
ヴィヴァルディ:弦楽のための協奏曲より第1楽章
U.K.(近藤和明編曲):シーザーズ・パレス・ブルース
前半はバッハ。
曲目はヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ、2曲目はヴァイオリン協奏曲第2番。
面子は揃っているし、テクも文句なしなんだけど、正直期待はずれ。
一言で言うとこなれていない感あり。
後半はヴィバルディの四季。
前半のバッハは何となくぎこちなかったけど、こちらは最高!
いやぁ〜、心地良い♪
四季終演。
しかし、むしろ本番はここから。
アンコール1曲目のクライスラーで会場はノリノリ。
鳴り止まない拍手に応え全員が再登場。
その姿はお揃いの黒いTシャツに金で石田組の文字。
どんなぶっ飛んだ2曲目かと思いきや何と真面目にG線上のアリア。
これには会場も大爆笑!
結局、4曲ものアンコールという大盤振る舞い。
いやはや、参りました。
こりゃ次回も行かなければ!
コバケンのブルックナー7番 ― 2018年01月26日
2018年1月26日(金)
小林 研一郎+日本フィルハーモニー交響楽団@サントリーホール
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(Vn:アレクサンドラ・スム)
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ブルックナー:交響曲第7番
前半はシベコン。
ヴァイオリンはアレクサンドラ・スム。
スム、知らなかったけど上手いなぁ。
テクも表現力も一級品だ。
そして、ゲストコンマスはあの徳永二男!
実に懐かしい。
ただ、指揮に今ひとつ冴えがない。
真っ直ぐな高速道路を時速20キロで走っているみたいだ。
後半はブルックナーの7番。
こちらは前半と打って変わって雄弁で堂々たる演奏。
出だしのタイミングが微妙に合わなかったり、突拍子な音量で楽器を鳴らしたりすることもあったけど、それも含めて日フィルらしい良いブルックナーだった。
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