#153 ストラヴィンスキー 春の祭典(4手版)2017年05月04日



2017年5月4日(木・祝)

高橋悠治(pf)+青柳いづみこ(pf)@東京国際フォーラム・ホールD7

ドビュッシー(ベンフェルド編):神聖な舞曲と世俗的な舞曲(4手版)
ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」(4手版)


高橋悠治さん、最高!
髪は白くなったけど、往年の斜に構えた、チョットはにかんだスタイルは変わらず。
演奏も超クール‼︎

#246 竹澤 恭子奏でるシベリウスのヴァイオリン協奏曲2017年05月05日



2017年5月5日(金・祝)

パスカル・ロフェ+フランス国立ロワール管弦楽団@東京国際フォーラム・ホールC

シベリウス:悲しきワルツ
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(Vn:竹澤 恭子)


シベリウスのヴァイオリン協奏曲。
竹澤恭子の演奏には、景色がある、匂いがある、生命がある。
恐れ入りました。
鳴り止まない拍手に応えてのアンコールはバッハ。
これまた大名演。
完璧KOされてしまった。

#313 ラヴェル2017年05月06日



2017年5月6日(土)

パスカル・ロフェ+フランス国立ロワール管弦楽団@東京国際フォーラム・ホールA

ラヴェル:ピアノ協奏曲(Pf:萩原 麻未)
ラヴェル:ボレロ


ラヴェルのピアノ協奏曲を奏でるのは萩原麻未。
躍動感が素晴らしい!
このコンチェルトはこうじゃなくったちゃ。
オケが今ひとつ元気がないように感じられたけど、気のせいかな?

ラヴェルのボレロ。
いやはや、フルートに始まり木管の首席は殆どが女性。
旨い!

アンコールは指揮者無しでのボレロのエンディング。
これまたブラボー!

#344 ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲2017年05月06日



2017年5月6日(土)
ドミトリー・リス+ウラル・フィルハーモニー管弦楽団@東京国際フォーラム・ホールC

タン・ドゥン:パッサカリア~風と鳥の秘密~
ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲 変ニ長調 op.38
ヴィクトロワ:踊る天使(日本初演)


一曲目はタン・ドゥンのパッサカリア〜風と鳥の秘密〜。
タン・ドゥンの違う曲は以前に聴いたことがあるけど、この曲はお初。
チョット弾け過ぎかなと思ったのは自分だけかな?

二曲目はハチャトゥリアンのピアノ協奏曲。
ピアノはボリス・ベレゾフスキー。
生で聴くのは今回が初めて。
これを目当てやって来た。

結果は大正解!
ベレゾフスキーの正確で力強く気持ちのこもった熱演にオケも応戦!
痺れるぅ〜

最後はヴィクトロワの踊る天使。
日本初演とのこと。
バスドラムの響きはまるで和太鼓。
そう、まさに神輿の大拍子。
日本人のDNAがざわつくメロディーだ。

高関 健のブルックナー交響曲第3番2017年05月10日


2017年5月10日(水)

高関 健+東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団@東京オペラシティ

武満 徹:3つの映画音楽
ベルク:ヴァイオリン協奏曲(Vn:堀米 ゆず子)
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ブルックナー:交響曲第3番(1877年第2稿)

ブル3は、一音一音を丁寧に積み重ねていくどっしりとした演奏だった。

上岡 敏之のブルックナー交響曲第3番2017年05月11日


2017年5月11日(木)

上岡 敏之+新日本フィルハーモニー交響楽団@サントリーホール

ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲
ワーグナー:「ヴェーゼンドンク歌曲集」-女声のための5つの詩
        (Sp:カトリン・ゲーリング)
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ブルックナー:交響曲第3番


ブルックナーの交響曲第3番終演。
バリトンが朗々と謳いあげるような演奏。
これもありかな?

児玉宏+神奈川フィルのブル82017年05月13日


2017年5月13日(土)

児玉 宏+神奈川フィルハーモニー交響楽団@横浜みなとみらいホール

ブルックナー:交響曲第8番(1887年第1稿ノヴァーク版)


いやぁ〜、実に面白かった。
さすがマエストロ児玉。

第2稿には無いチャーミングなフレーズに感動したり、聴いたことのないフルートの入り方に驚いたり、この数小節は明らかに無駄でしょうと思ったり、とにかくいつもと一味違った体験ができて有難い限り。

それにしても暗譜とは恐れ入った。
第2稿ならともかく、初稿をスコア無しで振る指揮者を見たのは今回が初めて。

神奈川フィルはと言うと、ホルン、ワグチューが前半不調。
フルート絶好調。
弦鉄壁。

山田和樹+日フィルのマーラー7番2017年05月14日



2017年5月14日(日)

山田和樹+日本フィルハーモニー交響楽団@オーチャードホール


武満 徹:夢の時(オーケストラのための)
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マーラー:交響曲第7番「夜の歌」


マーラー:交響曲第7番 《夜の歌》終演。
終始、適度な緊張感を保ったストーリーにブレが無いマーラーだった。
成功のポイントの一つとして、中間楽章の出来があったと思う。
個人的好みとしては、第4楽章がもう少し静かだったら落涙ものだった。

それにしても、ゲストコンマスの江口有香さん、素晴らしい!
木野さんも扇谷さんもウカウカしていられませんよ。

← 2007年~2014年、日フィル・コンサートマスター

サロネン フィルハーモニア管 LVB PC3 SYM72017年05月15日


2017年5月15日(月)
エサ=ペッカ・サロネン+フィルハーモニア管弦楽団@東京文化会館

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番(Pf:チョ・ソンジン)
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ベートーヴェン:交響曲第7番


前半はベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番。
チョ・ソンジンのピアノは一音一音丁寧に、作曲者の気持ちに寄り添うように優しく軽やかに。
サロネンのタクトも室内楽のように透明度が高く、ソンジンの音色と見事にシンクロ。

後半はベートーヴェンの交響曲第7番。
ドイツ系のオケが奏でる重厚感あふれる演奏とは一味も二味も違う独特のサウンドだ。
ロンドン響ともかなり違う。
もしかして、サロネンのなせる技なのかな?

サロネン GM62017年05月18日




2017年5月18日(木)
エサ=ペッカ・サロネン+フィルハーモニア管弦楽団@東京オペラシティ

ストラヴィンスキー:葬送の歌[日本初演]
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マーラー:交響曲第6番「悲劇的」

マーラーの交響曲第6番終演。
完璧なストーリー構成とそれを支える完璧な演奏。
今まで聴いてきた6番の中で段違いの大名演だった!

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