小山実稚恵 デビュー30周年記念演奏会~秋~ ― 2015年11月05日
2015年11月5日(木)
小山 実稚恵+広上 淳一+NHK交響楽団@サントリーホール
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
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ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
~ アンコール曲 ~
ブラームス:ワルツop.39から第2番、第15番(指揮者との連弾)
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲op.43から
今回の企画は「小山実稚恵 デビュー30周年記念演奏会~秋~」。
前回の「春」では、ショパンのピアノ協奏曲第2番とラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。
今回はショパンのピアノ協奏曲第1番とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。
なるほど、ちゃんと構成を考えていますね。
そのショパンのピアノ協奏曲第1番。
とても軽やかで明るくて優しくて暖かい。
小山さんの人柄がそうさせるのか、終演後にオケの皆さんも盛大に拍手。
聴衆にだけじゃなく、プロからも愛されている小山さん、流石です。
後半はラフマニノフはピアノ協奏曲第2番。
予め分かっていたこととはいえ、実に豪快。
巨大なうねりの中に放り込まれたよう。
彼女の弾くラフマニノフ、本当に素晴らしい!
アンコール1曲目は小山さんと広上さんの連弾で、ブラームスのワルツから第2番と第15番。
とても心地良くて心がほんわかしてくる。
そして2曲目はラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲 。
曲自体も美しいし、小山さんの演奏も美しいし、N響の演奏も美しい。
恐れ入りました。
追記:
ご高齢のお客さん2名から花束贈呈あり。
一つは小山さんに、そしてもう一つは広上さんへ。
広上さんが「えっ?僕に?」と大袈裟にジェスチャーすると会場が暖かい笑いに包まれた。
広上さんも聴衆に愛されているなぁ。
因みに、N響から小山さんへの花束贈呈もあり。
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