ソヒエフ+ベルリン・ドイツ響のベト72015年10月30日




2015年10月30日(金)
トゥガン・ソヒエフ+ベルリン・ドイツ交響楽団@東京芸術劇場

シューベルト:劇音楽「ロザムンデ」序曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(Vn:神尾 真由子)
 ~ アンコール曲 ~
 エルンスト:シューベルトの「魔王」による大奇想曲

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ベートーヴェン:交響曲第7番
 ~ アンコール曲 ~
 モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲


前半最初は「ロザムンデ」序曲。
オケが暖まっていないのか、はたまたソヒエフのタクトがそうさせるのか、何となく「もっさり」とした演奏。
まるで、わざとつまらなく演奏させているかのよう。
ん~、大丈夫かソヒエフ?

お次はメンコン。
実は生で神尾さんを聴くのはお初。(確かそのはず)
楽しみ~

しかし、どうもシャキッとしない。
細かいミスを連発するし、「心ここにあらず」なのか気持ちがこもっていない様な気が…
今日の席が2階の末席だから聞こえが悪いせいなのかなぁ?

気を取り直して後半はベト7。
個人的にはベートーヴェンの交響曲の中で一番好きな曲。
前半はイマイチだったからチョット不安。

結果は…

いやはや恐れ入りました。
完璧です。
今まで、幾度となくベト7を聴いてきたけど、間違いなくベスト3に入る名演。
時代もオケも全く違うけど、まるでベームがウィーン・フィルを振っているかのよう。
重厚だけど重々しくはなく、流麗だけど派手派手しさがない王道を行く演奏。

更にアンコールは「フィガロの結婚」序曲。
ん~、素晴らしい、そして楽しい!

個人的には、この「フィガロの結婚」序曲とベト7だけだった方が、今回のコンサートは良かったような気がする。
言い過ぎかなぁ。

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